授乳後は全部絞る!それ、NG行動かもしれません

授乳をしているときは、できるだけトラブルを起こさないように、ちゃんとおっぱいが出るように出来ることをしておきたいですよね。お手入れ方法として、授乳後は残らないように全部絞るようにしましょう、って話を聞くこともあります。確かに、絞ることで古いおっぱいを捨てて新しいおっぱいを赤ちゃんに飲ませることが出来るっていうメリットはあるんですけど、全部絞るっていう行動をし続けること、実はNG行動かもしれませんよ。

おっぱいは赤ちゃんが飲んだ量だけ作られるようになっています。産後おっぱいがちゃんと出るようになるまでは、どのくらいおっぱいを作ったら良いのか体が分かっていないので作りすぎちゃってパンパンに張っちゃうことも少なくありません。そのときは、楽になるぐらい、ちょっとすっきりするぐらいまで軽く絞ることでママが楽になりますね。ここで絞りすぎると、その分作らなきゃ!って体が頑張っちゃうのでいつまでもパンパンに張っちゃうままになるんです。

できるだけ絞る量は少なくすると、赤ちゃんが飲んだ量だけ作るようになっていきます。飲んだ分だけ作るようになれば、しつも新鮮なおっぱいを飲むことが出来るようになるんです。ですから、過剰に作られてしまう授乳初期での我慢が肝心ということですね。ですが、全く絞らずに古いおっぱいが溜まったままになると味も悪くなりますし硬くなって乳腺炎になってしまうこともあります。ほどほどに絞る、っていうことが大切なんですね。過剰に絞ってしまうと飲みきれないおっぱいが出来てしまって味も質も悪くなりますし、ママだって苦しくなりますから、状況に応じてスッキリする程度にするよう心がけましょう。