授乳中でもコーヒー飲みたい!どのくらいまでOK?

コーヒーが好きっていう人は多いですが、妊娠中や授乳中はカフェインが含まれてるから控えた方が良いって言われますよね。でもコーヒーが一切飲めないなんてキツイ!っていう人も少なくないでしょう。赤ちゃんに影響が出ない程度のコーヒー、どのくらいなら大丈夫なのかって知りたいですよね。

コーヒーに含まれるカフェイン量は種類というか飲み方によって異なりますが、カップ1杯で50~100㎎程度です。1日に2・3杯であれば赤ちゃんに影響が出ることは無いと言われていますね。ただ、母乳にカフェインが出てしまう事は確かですから、どうしても気になるという人はコーヒーを飲んだ後に授乳をする時間に気をつけておくと良いでしょう。飲んだあと30分程度で血中のカフェイン量は最高値に到達すると言われていますので、少なくてもその時間は授乳することを避けたいですね。

新生児はカフェインを体外に半分程度排出するまでの時間、つまり半減期が100時間かかると言われています。大人の半減期は5時間程度ですから、赤ちゃんにとってカフェインを排出することがどれだけ大変かという事が分かると思います。ただ、赤ちゃんも生後半年程度になれば10数時間という半減期になり、徐々に代謝する力はついてくるのです。コーヒーを飲んだ後は時間を空けるか、ミルクをあげるようにすれば安心してコーヒーを楽しめるのではないでしょうか。

カフェインに気をつけようと思えばコーヒーがまず浮かびますが、実は紅茶や緑茶、ココアやコーラにもカフェインは含まれています。緑茶の中でも玉露にはカップ1杯あたり180㎎というカフェインが含まれていてコーヒーよりもかなり多いんですよ。カフェインはいろいろな食品に含まれていますから、摂りすぎないように気をつけたいですね。